Seiji Watanabe
流行りの「ノーリング」やってみた

外出先から自宅に戻って、持ち物やポケットのなかのものをテーブルのうえにぶちまけたら、奇跡的にノーリングが完成したので、流行りのフラットレイの写真を撮ってみた。

……いや、嘘だけど。ものすごく一生懸命に並べたけど。
個人情報とか晒しちゃわないように、ものすごく映り込みとか気にしたけど。
どうも、ウェブメディア「TABI LABO」を運営する「NEW STANDARD」勤務の長髪の男性で……あ。

財布、鍵、煙草、サングラス、腕時計、ライター。会社にも遊びにも必ずもっていく必須の七つ道具。いや、六つ道具。趣味・趣向、世代がわかっちゃいそうなラインナップだけど、このフラットレイの写真で注目してほしいのは、そこじゃない。

お気に入りの腕時計「ハミルトン」社製の「ベンチュラ」。6針のクロノモデル。只今の時刻、10時05分。で、下の写真を撮った時刻は10時19分。

「ん?」って思った人、いません? 盤面の中央から生えてる、細くて長い針が12時のところを指したまま。「秒針、死んじゃってんじゃん」って思った人、いません?

いいえ、壊れてなんかいないし、もちろん針が12時のところを指した瞬間に撮ったものでもありません。6針のクロノグラフのこの針、じつは「秒針」ではなく「ストップウォッチ」なんです。

この腕時計の秒針(スモールセコンド)は、6時の位置にある小窓のなかの針。ちなみに2時の場所にある針が「1/10秒計」で10時のところにあるのが「30分計」。ま、日常生活で「1/10秒計」と「30分計」はまず使うことなんかないんだけど。

針の配置や単位などはメーカーやモデルによって異なりますが、世の中の多くのクロノグラフの「秒針みたいなやつ」は「秒積算計」というストップウォッチ機能を担った針なんです。「へぇ〜、知らなかったわ」っていう人、意外と少なくないはず。「知ってるよ、そんなの」って人、あぁそうですかすみませんもういいません。

あ! ちなみにこのベンチュラって腕時計、尖った部分が洋服に引っかかって生地がビリってなったり糸がピローンってなったりすることがあるのでお気をつけあそばせ。