タカハシマキ
電波と区議会

元恋人の母親に「頭でっかちだから嫌い」と面と向かって言われたことがある。
めちゃくちゃむかついたけど、へっぽこ知識武装する癖があることは自覚していたので、なんとも言えない気持ちになった。

でも、単純に文字を読むのが好きだったりもする。

ポストに投函されるマンションのチラシや、水道屋さんのマグネットにも念のため(なんの?)目を通す。居心地の悪い飲みの席では、おしながきを端から端まで読んで「なんかしてますよ」感を出してみたり。

今朝は、区議会議員の選挙運動用ビラと、「700MHz利用推進協会」のチラシを手に入れた。

「700MHz〜」は、700MHzという新たな電波帯を推奨している社団法人。700MHz導入によりスマホを快適に使えるようになるらしい。5Gとは関係あるのだろうか。

一方で、この電波帯は地デジのそれに近いため、テレビの映りに影響する可能性があるとのこと。チラシには、無償で回復工事などを請け負うと書いてあった。けして怪しい団体ではなさそうだ。

さて、区議会議員のビラ。サイズはA3・二つ折り。全4ページに渡り、word文書で9ptほどの文字がびっしりと敷き詰められている。おお、読み応えありそう。

各ページはざっくりと3ブロックに分かれており、小見出しの左上には「やりました!」あるいは「課題です!」と、吹き出しがつけられている。読み進めるうちに、こちらにも「ほう!それをやったんですね!」「はあ!それが課題ですか!」「じゃあ、これはどうなんですか!」と、そのバイオリズムが伝わってきた。正直、内容はよくわからなかったんだけど!!!

どうやら本誌は季刊らしい。次は夏号か。「課題です!」が解決できたらいいね。

タカハシマキ
#bookcoverchallenge的な

はじまる前は、どこにも出かけられないなんて、こんなに長い休み何したらいいのか……と思っていたけど、あっという間に過ぎ去ったGW。
よくよく考えてみたら、昨年も家でだらだら過ごしていたわけで、毎年外出自粛してるじゃんってね。

今年は飲みにも行けないので、おうちで本を読みながら充実したステイホームをおくりました。
以下、GW中に読んだものです。

満員電車の席取り合戦。チャージ不足で改札を出られないときの気まずさ。客引きのお兄さん。煙たい居酒屋の串焼。クラブでしぶしぶ買うミネラルウォーター。女性向け高時給アルバイトのアドトラック。

あー、嫌いだった東京の一面さえ、ノスタルジー感じちゃうくらいわたしは寂しがってるよ。

Aiko Endo
マスク届いたよ

先ほど、政府より先に田舎の母から手作り布マスクが届きました。
で、袋のメモ見た瞬間に「イヤな予感」がしたよね。

「はっちゃんのもあります♡」←
(はっちゃんというのはうちの猫の名前です)

母お手製のはっちゃん専用マスクを見たい人がどれだけいるのかわかりませんが、これです(右の小さいやつ)↓

左のは、ワタシのです。
ワタシ用マスクについてもツッコミどころ満載ですが、一旦スルーします。

で、早速二人で着けてみました。
ご覧ください。

なんだこれ……

サイズ合っとらんがな……

ゴムキツキツやろ……

猫の顔変形してるやないか……

(ちょっとかわいいやないか……)

とにかく母よ、猫は今日、感染ではなく貴方の手作りマスクによって命の危機にさらされたぞ……。

(着けるなよ)

タカハシマキ
プロップスおばけ

自分のプロップスを周りのものや人で上げようとする人。
最近、熱心にマッチングアプリを利用しているんだけど、またそんな輩とマッチしてしまった。

マッチングアプリには3枚くらい写真が載せられていて、ちょっとかっこよかった。自然な流れで飲みに行くこととなったが、LINEを交換したあたりから薄々、「あの手のタイプ」の匂いが漂っていた——。

相手のチョイスで三茶の三角地帯にある居酒屋へ。
開口一番、「俺はいま、大手広告代理店にいるんだけど、どう?」だって。

どう???どうもしませんけど。

1杯目の酒に口をつけた瞬間、
「へー、ウェブメディアで働いているんだね。それなら俺と話せばいろいろ有意義だと思うよ」って。

はあ、美味しくお酒を飲むのがこの場に求める意義じゃないんでしょうか。

頼んだ串の盛り合わせが届く頃には、随分盛り上がってしまったようで、
「出版社の人とつながりあるから、今度紹介してあげるよ」 と頼んでもいないのに、紹介してくださるそうだ。

いや、つなげなくて結構。
つながりってなんやねん、と北関東出身なのに思わず関西弁が出てしまった。

挙句、「仕事で成功したいなら、酒もっと飲んだ方がいいよ。感染が猛威をふるう世の中だからアルコール除菌は大事でしょ?あはは」なんて意味不明なことまで言ってきた。

さむっ……開いた口が塞がらないとはまさしくこれ!

セクハラ、パワハラ、ミソジニー。シンプルに気分悪い。なるほど、この人は自分に自信がないから、服やスニーカー、知り合いの名前を鎧として纏うんだなあ、と思いました。

どこに勤めているとか、どんな間取りの家に住んでるとか、インスタで誰にフォローされているとか。
そんなことはどうでもいいと思うんだけどね。

あと、テレビを見ないことをかっこいいことかのように自慢する人も苦手なんだよなあ。
「俺って、家にテレビない人だからさ。最近は、SNSからも離れたコミュニティにいるしね」

どんなコミュニティだよ、火星にでもいらっしゃるのかしら。

Seiji Watanabe
流行りの「ノーリング」やってみた

外出先から自宅に戻って、持ち物やポケットのなかのものをテーブルのうえにぶちまけたら、奇跡的にノーリングが完成したので、流行りのフラットレイの写真を撮ってみた。

……いや、嘘だけど。ものすごく一生懸命に並べたけど。
個人情報とか晒しちゃわないように、ものすごく映り込みとか気にしたけど。
どうも、ウェブメディア「TABI LABO」を運営する「NEW STANDARD」勤務の長髪の男性で……あ。

財布、鍵、煙草、サングラス、腕時計、ライター。会社にも遊びにも必ずもっていく必須の七つ道具。いや、六つ道具。趣味・趣向、世代がわかっちゃいそうなラインナップだけど、このフラットレイの写真で注目してほしいのは、そこじゃない。

お気に入りの腕時計「ハミルトン」社製の「ベンチュラ」。6針のクロノモデル。只今の時刻、10時05分。で、下の写真を撮った時刻は10時19分。

「ん?」って思った人、いません? 盤面の中央から生えてる、細くて長い針が12時のところを指したまま。「秒針、死んじゃってんじゃん」って思った人、いません?

いいえ、壊れてなんかいないし、もちろん針が12時のところを指した瞬間に撮ったものでもありません。6針のクロノグラフのこの針、じつは「秒針」ではなく「ストップウォッチ」なんです。

この腕時計の秒針(スモールセコンド)は、6時の位置にある小窓のなかの針。ちなみに2時の場所にある針が「1/10秒計」で10時のところにあるのが「30分計」。ま、日常生活で「1/10秒計」と「30分計」はまず使うことなんかないんだけど。

針の配置や単位などはメーカーやモデルによって異なりますが、世の中の多くのクロノグラフの「秒針みたいなやつ」は「秒積算計」というストップウォッチ機能を担った針なんです。「へぇ〜、知らなかったわ」っていう人、意外と少なくないはず。「知ってるよ、そんなの」って人、あぁそうですかすみませんもういいません。

あ! ちなみにこのベンチュラって腕時計、尖った部分が洋服に引っかかって生地がビリってなったり糸がピローンってなったりすることがあるのでお気をつけあそばせ。

タカハシマキ
10秒チャージ

当たり前で不思議なことだけど、読まないと書けない。

インプットを億劫にして、ひたすらパソコンを叩いていると、大体プロットの大筋から外れてくる。オフィスのある池尻大橋から渋谷に行くべきだったのに、気づいたら登戸に着いていた、くらいの外れ具合。しかも、なぜか溝の口で1回乗り換えてるじゃん、みたいな。

できる限り遠くから眺めてみたり、おにぎりを食べたりして、一旦リセットしてみるんだけど、散漫した情報を整理するには、やっぱり書くしかない。

そんなときはブックマークに追加しているブログやコラム、編集部に転がっている本をぱらぱらめくってみる。小説でもエッセイでもなんでもいいんだけど、読めば不思議とまた指が動き始めるんだよね。

いちばんのおすすめは短歌。限られた文字数に、多すぎも少なすぎもしないの絶妙な情報がきれいに収められているのって、ウェブの記事に通ずるところがあるんじゃないかなあなんて、勝手に思ったりもしているけど。どこから読み始めても面白いし、さくっとインプットできるから、いつも鞄に忍ばせている。

その感覚って、まさに「能みそのウイダー in ゼリー」。

自分では結構うまいこと言ったつもりで、Twitterでつぶやいたんだけど、誰からもレスポンスはなかったんだよなあ。

Riku Oshima
私生活が4倍くらい楽しくなるアプリ

ちょうど4倍くらい。いや、4.3倍くらいかもしれない。
私生活が少しだけ楽しくなるアプリを紹介します。

そのアプリは航空機を追跡できる「Flightrader24」というアプリ。

驚くことにこのアプリ、全世界で飛んでいる航空機やセスナの位置情報と
行き先、出発先が全て分かるんです。もちろん国際・国内便問わず全てです。


ちょっと暇な時、意味もなく空港を訪れ、飛行機を眺めるとき、行き先と出発先がわかると、「空港ってこんなに楽しかったんだ!」ってなります笑

また、最近は街中を飛んでる飛行機を見ると、アプリで詳細を特定して「羽田発、ロサンゼルス行きか…。アメリカへの旅行にワクワクした気持ち、はたまた、日本での長い生活を終えたアメリカの方が、寂しくも故郷に帰る…そんな別れも乗せているのだろうか」など乗っているかもわからない架空の人に、物思いにふけったりするのも楽しいです。

あ…いま空を飛んでる飛行機は”ロンドン発羽田行き”。
イギリス紳士よ、Welcome to JAPAN!