ラグビー、日本代表の躍進によりエラく盛り上がってますよね。で、タイトルのアルファベットって何のことかわかります?
ABs=オールブラックス(英語:All Black s)ですよ。※鼻につくようだったら申し訳ない。
世界の強豪の中でも、ラグビー熱とともに圧倒的な有名度を誇るのがこのニュージーランド代表です。
屈強な体躯をした彼らがタックルする某保険会社のCMを観てると、「事故に遭うよりそのタックルこそ事故なんじゃないの?」って……やぼなこと考えるのはやめておこう。でも、彼らって実際には超がつくほどやさしいんですよね。いや、ニュージーランド人ってすっごいやさしい人々なんですよ。たぶん。
最近、記事企画のためにいろんなこと下取材していたら、そんなことを思うようになり。詳しい人に聞くと、「Generosity=寛容」ってワードを大切にしてるお国柄なんだそうです。
その寛容さのあらわれた姿に、先月行ったニュージランド航空が開催したイベントで出会ったんです。
そもそもは、目的は世界大会に出場中のオールブラックスと日本の高校生、大学生との交流イベント。でも、これ初戦の強豪・南アフリカ代表と対戦する試合の前日のことですよ!?
こんなイベントに呼び出されて、面倒なんじゃないの? ピリピリしてんじゃないの? 不機嫌なんじゃないの? なんて心配をよそに、参加したサム・ホワイトロック選手、マット・トッド選手、アントン・リナート-ブラウン選手はずっと笑顔。さらには特別ゲストのニュージランドのアーダーン首相:Prime Minister(PM)。たまたま来日中だったことから急遽参加だったそうですが、多忙なはずなのに、やさしい物腰でその場を盛り上げたり、気さくな雰囲気。
彼ら曰く「僕らはいつでもコミニティとの交流は大事だと思っていて、こうして触れ合えることでエネルギーを得てるんだ」とか。
※上手くもない英語のヒアリングで、自分にはこう聞こえました。
ニュージーランド航空さんに、いい機会をもらいましたが、このイベント以外にもGenerosity(寛容)を感じることはありまして。ニュージーランドの姿を撮り続ける写真家との打ち合わせで紹介された、ニュージーランド人のやわらかい表情や笑顔の写真は、実物に会わなくても人柄が伝わってきたり。
ABsやPMのことは多少知っていても、NZのホントの魅力をボクらは知らない。そんなまだまだ知らない魅力を記事で伝えられたらな……と。


イベントに参加した学生たちと質疑応答する、左からサム・ホワイトロック選手、マット・トッド選手、アントン・リナート-ブラウン選手、アーダーン首相。

2mを超えるサム・ホワイトロック選手のこの笑顔!翌日、南アフリカ戦できっついタックル食らわしてました。